犬の散歩の注意点は?

ノグチ
パートナー(愛 犬)と楽しく安全にお散歩に行きたいな。
どんなことに注意したら良いだろう。
トモヒロ
リードの引っ張りぐせは良くないですよね?
ドッグトレーナー遠藤
理想はリードがたるんだ状態をキープしたままお散歩すること。
引っ張ったままで歩き続けるとリスクがあります。

引っ張りぐせのデメリット

1身体的に負担をかける

首輪の場合 パートナーの首に負担がかかり、器官虚脱などの原因にもなります。

ハーネスの場合 そもそも引っ張りやすい構造になっており、ぐいぐい引っ張ることでパートナーの体が斜めになるなど、力が無理な方向に加わってしまいます。

2危険が伴う

リードを引っ張った状態は、急に車や自転車が来た時に対応できないなどパートナーはもちろん、人にも危険が伴います。

犬の引っ張りぐせ
犬の引っ張りぐせはリスクが伴う

パートナーがリードを引っ張ってしまう理由もさまざまです。
興奮しすぎているのかもしれませんし、何か怖いものがあり逃げたいと思っているのかもしれません。
まずはさまざま刺激に過剰に反応しないよう、それらの刺激に慣らしていく練習をするところから始めてみましょう。

リードや首輪、ハーネスのチェック

パートナーの命を守る重要なアイテムであるリードや首輪、ハーネスは定期的にチェックしましょう。
・金具や留め具の部分は劣化していませんか?
・ひもが擦り切れていませんか?
・サイズは合っていますか?
※普通の首輪であれば、装着時に指1~2本くらいの緩みが適切です。

犬の適切な首輪のサイズ
犬の適切な首輪のサイズ

暑い日、寒い日など気候には注意が必要

ここ数年、極端に暑い日や寒い日が増えています。暑い日は熱中症や肉球をやけどする危険、寒い日は雪が降っていれば滑ってしまう危険性があります。

暑い日は、早朝や夕方、あるいは夜など時間帯を考えましょう。また、日陰を歩くなど配慮が必要です。逆に寒い日は暖かい時間帯に散歩時間を変更しましょう。

パートナーの体調なども考えて、時にはお休みしてもOKです。

パートナーの気持ちに寄り添う

散歩はおうちにいることが多く、単調になりがちなパートナーの生活に刺激を与え、感覚を満たす大切な時間。
また、オーナー(飼い主)様とのコミュニケーションが広がる場でもあります。

散歩が楽しくて仕方がないパートナーもいれば、途中で歩かなくなるパートナーもいます。
彼らの行動には何らかの原因があります。
もしかしたら何か怖い音がしたのかもしれない。暑いのかもしれない。足が痛いのかもしれない・・・。

一緒に暮らしているオーナー様だからこそわかる、彼らの気持ちに寄り添い、楽しい散歩の方法を探していきましょう。

犬に寄り添う
今日のご気分はいかがですか?
ノグチ
うちは、9歳になってやっと引っ張りぐせがなおりました。
トモヒロ
うちは、過去の経験からダブルリード(首輪+ハーネス)でお散歩しています。
ドッグトレーナー遠藤
安全に注意して、お散歩を楽しめるといいですね!

まとめ

  • 理想は、リードがたるんだ状態をキープしたまま散歩すること。
  • リードや首輪、ハーネスの装着感、劣化をチェックしよう。
  • 気候に注意しよう。
  • パートナーの体調、気持ちに寄り添おう。

愛犬の散歩はマナーを守って楽しみましょう。